3月10日(日)「住之江区防災フェア×イザ!カエルキャラバン!×ぼうさいカフェ in 住之江公園」を開催しました。今回の「イザ!カエルキャラバン!」は、「住之江区防災フェア(住之江区役所)」と「ぼうさいカフェ(全労済)」と連携しての実施となりました。
地域の防災力の向上やコミュニティづくりに寄与するため、イベントを運営するスタッフは公園や連携団体の方々だけではなく、地域住民からもボランティアを募り、2回の事前研修会を経て当日を迎えました。
悪天候の中での開催となりましたが、たくさんの親子の方々が来場し、各プログラムでは事前研修会を受けたスタッフが中心となって、参加者とコミュニケーションを取りながら、防災の知恵や技を伝えていました。
また、イベント開始前には、東日本大震災から2年が経つという事で、参加者も含め、全員で黙とうを捧げました。
≪開催概要≫
◇時間 :13:00~15:30(雨天のため、30分短縮)
◇場所 :住之江公園内「児童広場」
◇主催 :住之江区役所、住之江消防署、都市公園住之江公園指定管理共同体、
都市公園住吉公園指定管理共同体
◇共催 :大阪府、全労済
◇後援 :内閣府政策統括官
◇企画・運営協力 :NPO法人プラス・アーツ
≪当日の様子≫
住之江区役所実施プログラム
防災巨大迷路
防災に関するクイズを解答しながら出口を目指す巨大迷路です。解答に応じて進行方向が決められており、正解を選択していくと出口に辿り着けます。
浸水歩行体験
洪水や豪雨等の水害が発生し、水かさが増す事による歩きにくさや、危険性について学べるプログラムです。
浸水ドア
洪水や豪雨等の水害が発生し、水かさが増す事により、ドアの開け閉めが困難になる事が学べるプログラムです。
住之江消防署実施プログラム
放水体験
住民が消火活動を行う際に使用する可搬式ポンプを用いた放水体験です。消防局員の指導の下、体験してもらいました。
全労済実施プログラム
Dr.ナダレンジャー(防災科学の実験ショー)
Dr.ナダレンジャーが身近なものを用いて考案・制作した道具で、自然災害について学べる実験ショーです。
子供たちは液状化現象などについて学びました。
サバメシ(サバイバルメシタキ)
災害時に役立つ、身近にある空き缶と牛乳パックを用いた炊飯方法を学ぶプログラムです。
ぼうさいカフェ
普段食べる機会の少ない非常食の試食を行い、非常食の備蓄を促しました。また飲み物の提供も行いました。
紙ぶるる
ペーパークラフト教材「紙ぶるる」を用いて地震発生時の家の揺れ方について学ぶプログラムです。
住之江公園実施プログラム
かえっこバザール
悪天候にも関わらず、たくさんの親子に来場して頂けました。
かえっこオークション
オークショナーは、久宝寺緑地のスタッフが担当されています。
水消火器で的あてゲーム
雨でも大人気のプログラム。たくさんの子供たちに体験してもらいました。
ジャッキアップゲーム
ジャッキの使い方や救出方法について学んでもらいました。
毛布で担架タイムトライアル
雨により搬送体験が難しかったため、搬送時の注意点を重点的に学んでもらいました。
持ち出し品なぁに?クイズ
公園スタッフが制作したオリジナルの目隠し布を用いて実施されました。
家具転倒防止ワークショップ
強風により部品が飛んでいくなどのハプニングもありましたが、しっかりと実施して頂けました。
防災人形劇「おたま劇場」
拍子木を用いて参加者を募るなど、担当スタッフの積極的な運営が見られました。
水害紙芝居「おおあめとぼくのゆめ」
公園スタッフが制作した、オリジナルの布やカエルの帽子を用いて実施されました。