子どもを含む若いファミリー層を対象に、震災時に必要な「技」や「知識」を身につけてもらうための全く新しいタイプの防災訓練キャンプの開発や震災体験の教訓を伝えるための子ども向けメディアの開発を総合的に行う阪神淡路大震災後10年のメモリアル・プロジェクト。
美術家藤浩志とコラボレーションし、楽しみながら震災時に必要な「技」を習得できるワークショッププログラムの企画・開発や震災後に残された体験手記を漫画や絵本、アニメといった子ども向けメディアに変換するプログラムなどが多面的に展開される。
事業的には、4月30日を皮切りに7月一杯まで神戸市内5箇所を巡回予定の「かえっこバザール・震災10年バージョン」と8月の夏休み期間中に学校施設型と公園型の2箇所の会場で行われる「いざ!カエルキャンプ!」の2つのプログラムが実施される。
平成17年中に神戸発の新しい防災訓練キャンプシステムとしてパッケージ開発し平成18年以降全国にデリバリーしていくことを計画している。壮大なプロジェクト担うNPO法人の年内設立も視野に入れながら活動を展開している。